浅草花やしきの青春

浅草花やしきと言えば、昭和の匂い漂うレトロな遊園地だ。
昔付き合っていた人と、デートで何度か訪れたことがある。
隅田川の花火の時、花やしき全体をお化け屋敷のようにして、夜も営業してくれた年があった。そこからだと花火を混雑から離れてみることが出来たので、とてもよかったのを覚えている。
ディズニーも夢のように素敵だけど、こどもが楽しむのには、花やしきのような昔ながらの遊園地がいいんじゃないか、と思う。
なかなか浅草まで行くこともないけれど、今度行ったらこどもを花やしきに連れて行ってみたいと思う。全国で遊園地が数あるなかで、歴史がある遊園地として有名な浅草花やしき。昭和の香りが漂うなつかしい遊園地である。ローラーコースターは民家すれすれを走るスリルが味わえる。絶叫系の乗り物以外にも、子供向けの小さな乗り物も多数あり、家族みんなで楽しめる。結婚式などで貸切に出来るのもうれしい。リニューアルしたてのお化け屋敷もデートスポットとしてチェックしておきたいところ。歩いて入るタイプのお化け屋敷…出口まで無事あるいて出てこれるだろうか?
 23日、西武池袋本店で開催される映画『コクリコ坂から』公開記念「コクリコ坂から原画展」が初日を迎え、本作の美術資料や、劇中では披露されなかった主人公・海のブレザー姿など貴重な資料を多数公開、多くの観客が物語の世界に浸っていた。

映画『コクリコ坂から』写真ギャラリー

 どこか懐かしさを感じさせる世界観と、携帯もパソコンもなかった時代の少年少女たちの心の揺れを描き出した繊細な物語がジワジワと口コミを広げ、全国でヒットを記録している『コクリコ坂から』。企画決定から完成までは1年6か月、本編91分に対してカット数は1,147、作画数は6万9,758枚という本作だが、本展覧会では、宮崎駿によって描かれたイメージボードを始め、宮崎吾朗監督や、キャラクターデザインを手がけた近藤勝也氏による多数のスケッチ、美術監督らによる美術ボードや背景画といった見ごたえのある原画を100点以上そろえており、『コクリコ坂から』が生まれるまでの過程が楽しめる原画展となっている。

 特に美術背景の描きこみの細かさは、間近で見ると感動的だ。1963年当時の電化製品、書籍、街灯、店の看板、衣装、そして当時の横浜、新橋の風景など、映画を観ているだけでは一瞬で通り過ぎてしまうような美術背景をじっくりと見直すことが出来るのは、原画展ならではの楽しみ方だろう。さらには劇中には登場しなかったヒロイン・海のブレザー姿など、初期キャラクターデザインを多数確認することができるため、創作の過程がわかるようになっているのもファンにとっては興味深いところだろう。海をファンタスティックにとらえる父・宮崎駿と、現実的な少女としてとらえる息子・宮崎吾朗の違いを見比べるのも面白い。

 会場の内装は、映画をイメージしたものになっている。海が通う「二年C組」の教室風のスペースでは、黒板風の展示スペースが。さらには主人公・海が切り盛りする自宅兼下宿屋の「コクリコ荘」のスペースでは、下宿人たちが食事をするテーブルと赤い椅子が。そして高校の文化部の建物「カルチェラタン」のスペースでは、劇中で印象的だったステンドグラス、木箱なども再現されている。まさに映画の世界により深く浸ることのできる展示と言えるだろう。

 また、本展覧会の来場者には、主人公の海が通う高校の文芸部が発行した「週刊カルチェラタン」の号外をもれなく配布。宮崎吾朗監督が再現したという「週刊カルチェラタン」は劇中同様、手づくり感満点だ。劇中に登場したあの新聞には何が書いてあったのか、ぜひともその目で確かめてもらいたい。(取材・文:壬生智裕)

「コクリコ坂から原画展」は7月28日まで西武池袋本店 別館2階の西武ギャラリーで開催(8月10日より映画の舞台となった横浜にある、そごう横浜でも開催予定あり)


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何の特殊能力もないコミックオタクの軟弱少年が、勝手にスーパーヒーローになりきって闘う姿を描いた映画『キック・アス』。2010年に公開され、日本でも大ヒットを記録したが、そんな同作のオヤジ版とも呼べる一本が登場した。7月30日(土)から公開される新作『スーパー!』では、メタボ気味の冴えない中年オヤジが、奪われた妻を救うためスーパーヒーローのコスプレで大活躍(?)を見せてくれるのだ。

【写真】『インセプション』のエレン・ペイジがまさかのヒロインコスプレを披露!

主人公はぱっとしない中年のダメ亭主。だが彼は、セクシーなドラッグディーラーを追いかけて消えた美しい妻を取り戻すため、スーパーヒーロー、クリムゾンボルトに変身する。といっても、メタボ腹には少々きつ目の真っ赤なお手製コスチュームに着替えるだけで、武器はレンチのみという頼りなさ。衣装を一人、アイロンがけする姿にはどこか哀愁が漂っており、これで大丈夫なのかと心配になってしまうほどだ。だが、クレイジーな女の子・ボルティーの力を借りながら、悪に立ち向かう彼のドタバタ奮闘ぶりに引き込まれるていくはず。

そんな一見、B級映画的な香り漂う本作だが、実は意外なほど豪華なキャストで話題も集めている。主人公の相棒・ボルティーを演じるのはエレン・ペイジ、主人公の妻には久々の映画出演となるリヴ・タイラー、そして悪のドラッグディーラーにケヴィン・ベーコンと、そうそうたる顔ぶれだ。なかでも『JUNO ジュノ』(07)でオスカー候補になり、『インセプション』(10)での好演も記憶に新しいエレン・ペイジのコスプレヒロイン姿にはびっくりするだろう。『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(06)のキティ・プライド役で既にスーパーヒロインを経験しているエレン・ペイジ。今回はコスプレ好きなオタク少女になりきって、女性らしさを強調したコスチュームで過激なセリフとアクションを披露しており、これは絶対に見逃せない。

前述の『キック・アス』や、日本では哀川翔が主演した人気シリーズ『ゼブラーマン』などの異色ヒーローの活躍が目立つ昨今。マッチョなヒーローはもう要らないとばかりに暴れまくる新世代ヒーローの雄姿を劇場でしかとご覧あれ。【トライワークス】


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